送りからこまめに客と連絡を取り、初めて自分を指名してもらう所まで来たが
ここでの注意点は、指名してもらってるからといってずっと自分の客だと思わないことだ。
ざっくり目次
初指名で勘違いはするな
これは、よく勘違いするホストが多いが、初指名を客からもらったらそこで安心したり、適当な接客になったりするケースが意外に多い。
勝負はここからだということを忘れないこと。
初期の方にも書いたが、ホストは売上をあげないと自分の給料にかえってこない。
つまり、初指名から売上をあげるように努力しないとその客はずっと最低料金で飲むことになる。
これでは、いつまで立っても売上をあげることはできない。
売上をあげるためには、シャンパンやボトルを入れる他にないが、
初指名でいきなりシャンパンや高額ボトルを要求するのはオススメしない。
金額が高額になると次回店に足を運ぶのに客が躊躇してしまし、客にやっぱりお金か、金額と楽しさが見合っていないなど、マイナスなイメージをつける可能性がかなり高まる。
客のお財布事情を考えた計算をすること
ホストにくる客の半分以上は給料が月50万以下と考えた場合、一回の来店で10万使うと来月まで来られない。
もし、同じ10万を使わせるなら3回か4回にわけて使わせる。
これはあくまでも、客とホストの日が浅いことが前提になる。
後々、何回も来店するなら売上を上げるようにすればいいがそれは今の状態でやるべきでない。
目先の売上に走らないこと。
そうしないと、せっかく初指名までこぎつけて客をはやくも潰すことになる。
最初にも書いたが、自分が書いていく内容として、指名本数を伸ばしていかに売上をあげていくかという物であって、一本釣りで売上をあげていくスタイルではないということを理解して読んでほしい。
初回から初指名、2回目の来店、この三回の来店までは、売上を意識するより、その客の情報集め、客を精神的に楽しませるような形を取るようにしたい。
客を楽しませることを最優先で考えること
初指名に関しては、とにかくその客を楽しませるというを第一に考える。
そして、次につながる、次に来店するようにする。
これが初指名での一番の課題である。
またのちのち詳しく書くが、初指名時に「売掛できる?」と聞いてくる客がごく稀にいる。
こういう客は100%飛ぶと考えていい、なので売掛はできない、お店のルールで初指名では売掛ができないとそんなルールがなくても言うべきだ。
自分の経験上、このパターンの客は売掛10万超えるとだいたい飛ぶので、色んな理由をつけて今度一切売掛させない。
そんな売掛けを平気でしようとする考えの客に、お金を返済するという考えが根本的にないと言ってもいいからだ。
客を楽しませるために準備する3つの内容
お店のスタッフに連絡をすること
初指名のポイントとして、楽しませるといったが、これには色んな準備がいる。
一つはお店のスタッフに事前に連絡しておくこと。
これをしてるかしてないかでかなり違いがでる。
お店のスタッフが初指名と知らない場合、ただのヘルプとしての仕事をこなすことになる。
このただのヘルプというのは、常連客のヘルプのこと。
常連客との接客は正直、手抜きになったり曖昧な接客になりがちで、
初指名の席で担当ホストがいない場合、そのヘルプがつまらない接客やミスを犯してしまうと、その初指名の客は2度と店にこなくなる可能性が高まる。
そんなミスを犯すことを未然に防ぐために、初指名がくることをお店のスタッフに伝え、ヘルプ時の接客をきっちりやってもらう心構えを持ってもらう。
この心構えがあるかどうかは物凄く重要なことだ。
しっかり店のスタッフとのチームワークを存分に活用したい。
テレビやメディアでは、ホスト同士の争いやイジメとかそういうことをネタにドラマなどを作ったりしているが、普通のホストクラブでそんなことは無いといっていい。
仮に、新人ホストの初指名を他のスタッフが潰すようなことがあったとする。
それはお店の代表や社長や店長が許さない。
理由をとしては、店の売上、将来性を潰すことになるから。
だからお店の幹部は、そういうスタッフ同士の潰しあいはさける。
特に小箱、中箱(お店の大きさ)では、それがきっかけて、仕事がやりにくい店になってしまう。
逆にそのやりにくさを派閥として活用して、売上を向上させるスパイスに使う大箱もあるが、新人ホストの段階で、そのスパイスで痛い目に合うということは無い。
客と接する一連の流れを組み立てる
二つ目は、流れやどういう作戦で客と接していくか?ということ。
例えば、営業方法は、オラオラ、お兄系などいろんな営業方法がある。
これをできるだけ早くその客に会ったスタイルにするというのが大事だが。
無理やりオラオラ系にしたり、自分にあってないスタイルにすると、仕事をする上で精神的に疲れる。
ホストは意外に病んでるやつが多く、自分も昔はその一人だった。
できる限り、客に合わせるというより、客を少しずつ自分のスタイルに合わせていくというのが、最終目標になる。
客が自分に気があるかを把握しておく
三つ目は、客がどれだけ自分に気がある、恋愛対象にあるか?ということ。
自分がどれだけ客にしたくても、客自身が気持ちがないと、来店や日々の連絡も滞る。
その気持ちがあるかないか?、お互いの心の距離はどれだけ近いか遠いか?これを意識して仕事をするとよりその客のことを考えるようになる。
この考えを持っているか?持っていないか?では、他のホストとかなりの差がでる。
自分の好きなように俺についてこーい、おまえは俺の後ろを歩け!、俺の言う通りにしろ、といったオラオラ営業のような形をとっても、
その客に気持ちがなければ、ただのウザい男になる。
だから、最終的に言う通りになるような客が欲しいなら、まずは、相手の距離は縮める努力をしないと一向に客を掴めない。
この三つは、必ず意識するように初指名では心がけたい。
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