ホストの給料はいくら貰えるか?

売り上げのあげ方を説明する前に、まずは給料の話を先にする。

ホストの料金は、お店で決まっている%(タックス)とチャージ、セット料金、指名料や同伴料、そして、飲み物やボトルなどの料金と分類される。

この全てを客が払うことになる。

だいたい最低料金の平均が2万ぐらい(歌舞伎町プライス)

ホスト自身の給料に大きく関わるのは、飲み物やボトルなどの金額だ。

その金額のことを小計売上という。

この小計の何%かがホストの給料になる。

これはホストクラブによるが、小計100万で50%から60%、小計200万で60%から70%、のような感じでどんどん上がっていく。

この小計を上げなくても、ホストは基本給というのがあるが、それはアルバイトの時給800円程度と考えてもいいぐらい少ない。

この基本給プラス小計売り上げ%というのではなく、基本給はあくまでも小計があげられなかった場合の最低保障のようなものだと考えてくれればいい。

あくまでもホストは、この小計をあげれるかあげられないかで、すべてが変わってくると考えていい。

ざっくり目次

給料の上がる仕組みをまずは理解すること

すべてが変わるというのは、例えば、給料はもちろんあがり、ナンバーに入る(お店の売上ランキング)、そのナンバーから役職をもらう(ナンバー上位だともらえる)、
周りからの期待感が増す、その役職をみた新規客が指名をいれてくる、客が増える、さらに給料があがる、本人のやる気になるというプラスの流れができる。

逆に考えた場合、売掛回収できなくて、売上を大きく下げる、給料は下がる、ナンバーが下がる、上司や部下、そして客からの期待感や存在感が薄くなる、新規からの声がかかりにくい、客が増えない、給料も増えない、本人のやる気につながらない。

この逆バージョンでよく言われるのは、現状維持だから大丈夫!今月は現状維持で良いとか言うが、ホストの場合は現状維持は完全にマイナスになる。

だから、上を目指す気持ち、新規客の獲得の向上心は常に持っておかないとすぐに他のホストに抜かれることになる。

ノルマによっては罰金をとられることもある

そしてお金の話では水商売特有の罰金制度やノルマがある。

遅刻や当欠、無断欠勤はもちろんだが、新人ホストからすると一番痛いのは、強制指名日だ。

この強制指名日に指名客をつれてこられない場合に罰金になる。

だいたい月2回、多いと毎週ある店舗も存在する。

あとイベントで指名客がこない場合も罰金になる場合もある。

これだけ聞くとホストはやっぱり給料マイナスとかになりそうとか、働く意欲がなくなりそう、マイナス分を払わないと家に押しかけてくるのかなー、などのネガティブな印象を持ってしまうと思う。

しかし、基本的に新人ホストにはそれなりの猶予期間を設けるのが普通なので、いきなり『指名客つれてこい!』とか、すぐに『罰金だ!』みたいなことにはならないので安心してほしい。

お店によっては色々な保証制度もある

仕事のシフトにもよるが、だいたい一ヶ月から三ヶ月とか勤務20日間など、色んな保証制度がある。

これは店舗によって変わる。

その保証期間で指名客をつかまえなさいっていうお店の意図、これがホストでの一番最初の課題になる。

ちなみに、自分が教えたホストの部下に指名罰金をうけたホストは一人もいなかった。

これは、後々書くが、自分の客の枝を新人ホストに紹介したり、色恋をおしえたり、新規客での接客、楽しませ方など、有る程度教えると、どれだけ顔が悪いホストでも指名客は必ずできる。

それだけ、チャンスが多いということだ。

チャンスだと気づかないホストもいる、小さなチャンスだから、俺には無理だとか、せっかくのチャンスを得れる機会を逃すホストが本当に多い。

指名が取れないのは上司に恵まれていないケースが多い

では、なぜ他の店のホストではチャンスをいかせず、指名がとれないホストが多いか?

それは上司の教え方が悪いからだ。

このブログを書く理由の一つにもなるが、これを読んでるホスト君が、指名客を取れるようにするのが、自分が目指すゴールだ。

今までのホストが出す本は、女に持てる方法、ホストで給料を何千万!とか、色々出てはいるが、
実践や、お店でのリアルな現場での話、裏の話など、真に迫った部分は殆ど書かれていない。

それは、ネガティブな物が多いので話したくないからだ。

わざわざリアルなことを載せることで、自分自身の利益が下がる可能性があるからだ。

しかし自分はもう夜の世界にはいないので大いに書くことができるし、伝えることができる。

何よりも小計売上を伸ばしていこう

話はそれたが、ホストで大きく稼ぐにはまず、小計売上を上げることだ!

これがなによりの目標になる。

売り上げのためには、客を捕まえないといけない。

そのためにどんなお客さんがいるか、それが自分にあっているか?得意分野か不得意か、など。

次以降ではそれらを解説していく。

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