ホストクラブのバースデー イベントの準備と心得【お客さん目線】

前回の記事ではホスト目線でのバースデーイベントの準備方法などについて触れた。

ホストクラブのバースデー イベントの準備と心得【ホスト目線】

今回の記事はホストクラブのバースデーイベントを客目線で書いていこうと思う。

かなりシビアな話も出すつもりだ。

まず、そもそもバースデーの成功とはなにか?

ホストのバースデーを成功に導くには、数字が大切になってくる。

特にバースデーで大事になってくる数字は、来客予定(確定)現金売り上げの2つの数字だ。

来客予定を作るときは、いま持ってる全ての客を呼ぶ気持ちで全客に連絡する。

ホストのバースデーとは年1のビッグイベントである。
だからとにかく予定を多く作ることが大事になるわけだ。

この場合、来客予定は確定で来店することで、来客未定が来るか来ないかわからないことになる。

もし、バースデーで来れない客や来たがらない客がいたら、自分の持ってる客リストとしては二軍扱いにすると良い。
こういうイベントで来れない客を引っ張っても対した利益はあげられない。

だから、客の線引きをこういうキッカケを使って行うようにすると、後々、使える客、信頼できる客を分別できるようになる。

現金売り上げは、売掛無しでどこまで上げれるかという所、当然、売掛も込みの総売上も大事だが、バースデーに関してはこのキャッシュでいくらになるかが重要。

バースデーは売り上げがとにかく跳ね上がるが、勢い任せであげるのでなく、予定通りに売り上げを上げていくという流れで、計画的にやるのが一番の理想になる。

その計画的なバースデーは全て準備から始まる。

まずは、自分の今持ってるコマがどういったものかを把握して、大きく太客と細客に分けて、バースデーの駒組みを決める。

駒組みが決まれば、バースデーの流れが描ける。

流れが決まれば、売り上げや来客予定の予想数字が立てられる。

数字が出れば、そのバースデーの規模が見えて自分の実力がわかり、目指す目標が決まる。

その目標をクリアするためには綿密に準備が必要になる。

二つのパターンの準備の仕方について

太客

一番メインになり得る客なので、バースデーに来るのも当然になる。
その分、準備を怠ると失敗の原因につながるので、慎重に構えたい。

1.客とバースデーで何を開けるかを考える

太客の場合、100万を超えることがザラにあるので、シャンパンタワーや高級ボトルになることが多く、綿密に準備しておかないとコケましたでは話にならないし、失敗は許されない。
前にも書いたが、3ヶ月の時間を取り、ボトル準備と現金でどれだけ準備するかを徹底的に作戦を客と錬る。
それすらできない客は太客とは言えない。

2.売り上げと売掛

客の収入としっかり相談した上で開けるボトルは決めるのだが、開けたいボトルが高いと売掛も入ることになる。
売掛はそのボトルの値段や店のタックス諸々含めた全体の金額の20%から30%に抑えないと回収できなくなる恐れがある。

現金売り上げ100%にしたいならボトルの値段を下げて相談すると良い。

上を目指すために売掛を使って高みを目指すのは確かに必要なことだが、バースデーの場合は、とにかく売掛を抑えて現金率を上げるかという所が重要になるので、前もって回収するか客に貯金させるようにする。

特に、風俗や日々現金が入る客は貯めやすいが、週払いや月払いの客は難しくなるので、そういう客にはあまり高いボトルはオススメしない。

そういう客にはオリジナルシャンパンや単価がそこまで高くないもの進めていき、本数でカバーする。

ここをあまりにも高い値段にして、売掛率を上げてしまうと回収できないという流れになり、せっかくの太客を潰すことにつながる。
かなりシビアに現実味のある数字を決めないと失敗する。

3.目標を設定したら二人で目指す

ボトルや金額が決まったら、その客と協力してお金を貯める計画を進める。
この時期に喧嘩、やらかしてしまうとその計画もおじゃんになるので、シビアに向き合うようにする。
ちなみに、元々お金をもってる客がいるならそんなことをする必要はない。

いくらまでできるかを直接聞いて現金を持ってきてもらうだけでいい。
ただ、見栄や嘘で持ってる風な客もいるので、事前に貰うか確認するぐらいのことをしないとボトル発注してるのにできませんでした!となると、とりかかえしがつかなくなる。
現実的にできることが前提で話を進めるためにその客としっかり向き合わないとこういう話はできない。
その客との信頼関係が試させるのもバースデーの一つの要素になる。

細客

来てくれたら嬉しいというぐらいの考えでいい。
自分の場合は、予定に入れるというより未定扱いにしてるぐらいがちょうどいい。
売り上げにはほとんど絡まない。
なので、太客と比べて気合をそこまで入れる必要はない。
ボトル交渉も当日バースデーでやっても良いぐらいの考えでいい。
あくまでも二軍にはそこまで力や時間を使わないようにする。

1.バースデーの日にを伝える

バースデーがあることを伝えて本人が来るかどうかを確認する。
細客は基本的にはお金が使えないので、ボトル交渉はあまりしない。
するとしても、シャンパンを一本空ける程度で考えでいい。
現金売り上げをあげたいのであれば、事前に売掛ができないという設定にして、お金をもって来て貰うようにする。

2.来れる可能性を少しでも上げる

年1のイベントだから晴れ舞台を見に来て欲しいとか、そんな理由で来てもらえればラッキー程度で構えていればいい。
あと、事前にアフターや外で会ったり色恋、枕をして距離を詰めておいても良い。

元々細客なので優先的に太客をかまったほうがいいのでそこまでする必要はないが、来てくれる確率を上げたいなら親密度を上げておいても損はない。

ただ、バースデー前はとにかく準備や日々の営業で時間が無いので、時間のスキマを使うぐらいの気持ちで接していきたい。

3.できる金額を聞いておく

前にも書いたが現金売り上げが主体になるので、来ることが決まったならできる金額をしっかり聞いておく。
細客でもそこは丁寧にしないと売掛して飛ばれる原因につながる。
バースデーを失敗したくないなら全ての客に計画的に考えることが必ず必要になる。

ここからは自分や周りのホスト、部下などがやらかしたバースデーの話で必ず一つは通る道をする。

同じ失敗をしないために頭に入れておいてほしい。

失敗談

1.行く行く詐欺

バースデー絶対行くよ!とか面白そうとか言って、行くふりはするけど絶対こない客は結構いる。
その場で話を合わせるだけの客なので、信用がないなら話半分にしておくか、信頼を深めて来店させるようにする。
実際、新米ホストが五人来てくれる予定がある!と意気込んでたのに誰一人バースデーに来なかったことがある。
ものすごく寂しいバースデーだった。
綿密にやらないとこういうことになりかねない。

2.売掛任せ

なんの準備もお金もないのにバースデー全部売掛ですませるようなことを言ってくる客も多くいる。
特にバースデーは、売掛回収の人数を増やしてしまうと自分の負担がかなり増えて回収しきれない状態になりかねない。
日々の営業もあるのでそれを避けるためにバースデーは現金率を上げるという理由がある。
こういう無計画は客ほど、大きな口を叩くだけなので、論より証拠を見せて貰うようにする。

3.口だけ番長

ものすごく高いボトルをあけてあげる!とかいう割には計画的な話をしようとしても話が進まない客などがいる。
こういう客はそもそも開ける気がないと判断していい。
そういう客には無理しなくていいから自分の出来る範囲でいいよといってとにかく売掛は絶対させないようにする。
こういうパターンの客は最も売掛を飛びやすい傾向が強いので要注意。

4.バースデーは基本嫌がられる

どの客にも当てはまるが、お金を使わさせる、混んでるのが嫌、そこまでバースデーに対して興味がないといった理由でバースデーに来たがらない客も結構いる。
そういう客にバースデーにどうしてもきて欲しいといっても、二人の間に亀裂が生まれ、客が切れる原因につながってしまうので、無理に誘うのは得策とは言えない。

5.売掛回収の数

バースデーで売掛をした客の数を多くしてしまうと回収する時間が無く、飛ばれる原因を作ってしまうことになる。
信頼できる客は銀行振り込みや来店時に持ってきてくれるが、そういう客だけではない。

特に月一給料の客の場合、支払う順番がどうしても最後の方に売掛をもってくる傾向が強く、払えないということも多々ある。

バースデーが終われば、次の日も日々の営業があるので、売掛の金額より売掛の数を減らすようにしないと、バースデー終わった後に必死に回収に走り回らないといけなくなる。

バースデーのために一番時間を使うのがこのお客さんの準備になる。

バースデーを成功させるためにも一切の妥協は許さない覚悟で挑みたい。

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