新規席で成功し、客から送りを得れれば、他のライバルのホストに勝ち、その客からの本指名のチャンスを得られる。
一つステップアップして話をしてきたが、
これらは飽くまでもチャンスが得られただけで、まだ “結果” に繋がっていないはずだ。
ざっくり目次
「結果」を出すために
ホストは売り上げを上げて初めて結果を出したといえる。
だから、本指名までが勝負であり、気が抜けない。
客から送りをもらうとお店の外まで送りをする。
送りする場合、必ずやることがある。
連絡先を手に入れること
連絡先を聞けずに客を返してしまうと、もうお店には2度と来ないと思ってもいい。
だから、送りで連絡先を渋られてもとにかく粘るだけ粘って必ず連絡先は聞くこと。
普通は送り指名されてるからそこまで拒否されることはないが、たまになんとなく送りにしたとか誰でもよかったというパターンがある。
微妙だから自分にそこまで興味がないんだなとか、だからといってそこで連絡先を聞かないとなんの意味もない。
最初は微妙でも連絡先をきいて、連絡を取り合ってそこから指名されて太客になることはよくあること。
最初はどうでもいい相手だったが、時間がたつにつれ好きになってたということはよくあること。
これはホストに限ったことではなく、普通の社会でも同じだ。
だから粘る所はきっちり粘り、次の結果につなげる努力を欠かさないこと。
あと、送りで意外に大事な所がある。
お見送りは客が見えなくなるまで見送る
これは実際にあった話で、
店前まで客を送り、そこから先はタクシーに乗ったり歩いて帰ったりするのだが、
歩いて帰る場合、その客が見えなくなるまでちゃんとその客を見つめておくようにする。
そうするとたまに、その客が振り返ったりすることがある。
この振り返った時にまた大きく手を振ったり、またこいよー!って大きな声で言ったりするとその客は喜んでくれる。
これがとても大切だ。
こうはせず、見送りも足早にそそくさと店に戻ると、その客が振り返った時に孤独感や寂しさをものすごく感じることになり、リピートする確率が大きく下がる。
タクシーの場合も同じだ。
タクシーが見えなくなるまで最後までお見送りする。
客に自分への恋愛感情がある場合、大抵がタクシーの中からのぞくケースがあり、
上と同じ理由で、気分が害することにつながる。
最後の瞬間に気を抜かないことこそ、次へと繋がる
最後よければ全て良しではないが、最後はしっかりすることでその客との区切りもできる。
そして、自分への次の接客するためのリセットにもつながるので必ずやるようにしたい。
ちなみに例外的に、送りをする客とそのあとアフターをする予定なら、徹底した見送りをする必要はまったくない。
あとで会うのに、わざわざ手厚いお見送りはしなくてもいい。
待っててー、すぐ行く、ミーティング終わったら電話する、とかその程度でオッケーだ。
すぐに店に戻ってもなんら問題はない。
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