ホストが売り上げを上げるコツ

ホストクラブでは色々な売り上げを上げる方法があるが、経験や段階を踏まないと失敗することが多い。

例えば、初指名や二回目の来店で、高級ボトルを売掛であけてそのまま飛ばれるような、客の収入も知らないのに無理に売り上げに走ってしまうパターン。

客のお財布事情や性格も知らないのにオープンラストで客を滞在させて客を満足させたと勘違いして、二度と店に来店しなくなるなど、客の状況やホストとの距離関係を把握しないとそれだけでせっかく本指名まで持って来たのにすぐに切れてしまうことにつながる。

そういう失敗をしないためにも客の情報をしっかり掴んだ上で売り上げのことを考えたい。

基本的に、まずは客のことを前提に考えた上での売り上げと考える。

要は、売り上げは二番目、三番目に考えるようにする。

ホストなら売り上げのことをメインで考えると思っている人も多いと思うが、客あってのホストであり、客を満足させるためにまず考え、その延長上で売り上げを上げていくような考えを持っていると客は切れにくくなる。

客一人の単価が少なくても、数がある程度いれば、それなりに売り上げは伸びる。

ホストならまずは、自分の出勤日に坊主「指名客、売り上げなどがゼロ」をしないために毎日指名客を呼べるようにすることが第一の目標になる。

指名数を上げることを前提に考えることがホストで生きていく上で必要不可欠になる。

これができるようになれば、売り上げをあげることはさほど難しくはない。

そして、ホストの売り上げには細く上げる方法とデカくドカーンとあげる方法がある。

この2パターンは、大きく分けると、日々の売り上げとバースデーなどのイベント日に分けられる。

まずは、日々の売り上げの上げ方について。

ざっくり目次

売り上げを上げる方法とコツ

ラストソング

ホストクラブでは、毎日その日に1番売り上げを上げたホストにラストソングを歌ってもらうシステムがある。
これをうまく使って売り上げを上げる。
客に君のためにラストソングが歌いたいとか、あと数万円でラストソングが歌えるなど、ラストソングをネタにシャンパン交渉などをしていく。
色恋系な客ならそれなりに耳を貸してくれるが、売り上げに敏感な客や無関心な客にはまったく効かない。

あいつに負けられない

ラストソングの取り合いにもつながるが、部下や新人に売り上げが負けられないという理由をつけて、ボトル交渉を行う。
1番になってほしいと思っている客は割とすんなりシャンパンなどがあきやすい。
楽しさ重視の客には、私に言わないで!と逆に怒らせる原因にも繋がりやすいので注意が必要になる。

あきさせない

メインの本指名客などは、週に何度も来店するので、飲み物などがあきてしまうことが多々ある。
なので、今日はビールをケースで飲もうとか、シャンパンの種類全種類飲もうなどのジャンルを決めて売り上げを上げる。
そこそこ金額が行く場合は、前もっていくらに抑えると伝えておかないと後で無駄な喧嘩になるので、事前準備はしっかりすることが大事になる。

ゲームをする

山手線ゲームやチッチゲームなど、誰でもわかるような方法で罰ゲームとして飲み物を頼んでいく。
かなり細かく売り上げをあげることになるので、売り上げはそこまで期待はできないが、型にハマれば客のテンションは盛り上がる。
この場合、ヘルプの助けがあるとなおよし。

頼んだことのないボトル

ある程度の太客がいると、飾りボトルがテーブルに並ぶが、そこから無いものを頼んでみる。
それだけだと不満な客がまれにいるので、近くの酒屋に一緒に行ってそのままボトルを店であけてもらうという裏技もあるが、これにはヒマな時間と周りの許可がある。

勢いでいく

ホストクラブでよくある話だが、シャンパンコール中に客にもう一本催促してみたりして、勢いでボトル交渉をして断れない状況を作り、売り上げを上げる。
ある程度、余裕のある客なら問題なく、勢いであけちゃった!という感じになるが、余裕のない客にするとかなりの怒りを買うことになるので注意が必要になる。

他にも色々あるが、日々の売り上げは、その客のニーズに応えれるような状況を作った上で売り上げを上げることを目指したい。

バースデーやイベント日

ドカンと大きな売り上げを狙える日といえば、ホストクラブで働くなら一度はやりたいバースデーにあたる。

高額なボトルやシャンパンタワーなど、気軽に頼めないようなものを頼める日にあたる。

今まで頼めなかった高級ボトルや飾りボトルなどをあけるチャンスな日と考えていい。

特に今まで、売り上げに関して弱かった細客やボトルを開けたことのない客にボトルを頼んでみても良い日にあたる。

自分のバースデーでは、高級ボトルなどを頼める理由がバースデーという大きな物があるので、客としては、断りにくい状況を作ってるということになる。

この状況を生かすも殺すもホスト次第になる。

よくある失敗として、軽い客や信用がない客にバースデーにきてほしいといって、いくいく!と乗り気だったのに、結局、誰もこないバースデーになった!ということはホストクラブでは、よくある話。

根本的に客は、バースデーやイベント日には、来店したくないのが普通である。

お店の中は、満席で忙しくて、その上、お金を使わされる!と考えると誰も行きたがらない。

それでも来てくれる客こそ、信頼関係がしっかりできている客、管理できている客として、考えていい。

その管理している客を使って出来る限りの売り上げを伸ばす日がホストクラブのバースデーになる。

バースデーを利用した仕分け作業

このバースデーの日を利用して、客の仕分け作業もできる。

信用できる客、バースデーにはこない客、やっぱり売り上げには期待できない客、など、バースデーにくるかこないかで、はっきり分かれるので、客を一年に一回、仕分けする。

そして、その日から連絡する客、しない客を仕分けして、客のリストを整理する。

こうすることで、売り上げにならない客を切り、無駄な時間を減らすという効果が期待できる。

無駄に長くなったが、文章だけだとすべては伝わりにくいが、バースデーはとにかく、ものすごく準備が必要になる。

年1のイベントととして、自分の最高売り上げを必ず、狙う気持ちでやるべき日になる。

あと、ほかのイベントや部下や上司のバースデーなどを利用して、シャンパンを開ける方法は、普通にあるが、そこまで金額的には期待はできない。

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