客には様々な種類(属性)がいる。
特に言うと夜の仕事、水商売をしている客が多いが、他にも色々な仕事をしている客がやってくる。
それぞれどんな接客が適しているか、見込みとして客が使う金額などをここでは解説していこうと思う。
ざっくり目次
キャバ嬢系
ワイワイ系の客が多く、男性客のアフターなどで使ってくれることがある。
この場合、ある程度のホストの接客能力がないと男性客とのアフターに失敗して、そのキャバ嬢の顔に泥を塗ることになるので気が抜けない。
失敗すれば、当然、他店舗に流れる。
コツとしては、キャバ嬢とは友達で、男性客の話は聞いているとか、男性客にぞっこんだ!とか、その男性客を気持ち良くさせるような、その人を軸にするような接客に持っていく。
こちらは、2人を応援しているというスタイルは必ず突き通す。
ちなみにホストとキャバ嬢が色恋やいわゆる枕の関係でも関係ない、キャバ嬢の仕事の延長と考えればいい。
事前にどんな接客をすればいいか、そのキャバ嬢に話を聞いておくことも忘れてはいけない。
あくまでも主役は、男性客であり、そのキャバ嬢ではないということをまず念頭に置くこと。
金額面では、月に使っても20万から80万、そのキャバ嬢の能力によってかなり違いが出る。
あと、キャバクラは基本、月一の給料なので売掛が頻発するが、
男性客を連れてくることによって、カードや現金に払わせる。
ここをうまくつかって現金率を上げる。
回収は月一で決めた日にちをきっちり守らせる。
ここをしくじると来月に回されるので、約束は必ず守らせる。
最悪、家やアフター、日曜日の休みに回収するぐらい、こちらから回収は絶対するという意思を見せること。
ここまでする理由として、お金に対して適当な考えをもっているキャバ嬢が多く、毎日給料日の風○系とは違い、その月一のお金で支払いなどをまとめて払うため、支払い順位を最後の方に回されるためだ。
風○嬢(風呂系を除く)
デリ○ル嬢とか、細かいことはおいておき風○全般で働いてる客について解説する。
基本は色恋営業のケースが多い。
寂しがり屋や頼られることに飢えている客が多く、肩書きに弱いのもこの系統だ。
「私の彼は、どこどこのホストの店長なのよー!」とか言っちゃう感じである。
べったりな接客になりやすいので、指名がかぶると嫉妬心が燃え上がる。
その嫉妬心を利用するか、抑えるかはそのホストのやりたいようにやればいいが、放置にするのは一番良くないので注意が必要だ。
そこから喧嘩になり、フォローが大変になる。
そのために、ヘルプにがんばってもらうようにするとよい。
できるなら、お店で担当の次に仲の良いホスト、なんでも話せる仲のようなヘルプがほしいところだ。
この系統のヘルプがいると、指名がどれだけかぶっても客からの不満があまりでない。
うまく行けば、ヘルプにシャンパン交渉も任せることができる。
担当がやるのは、シャンパンコールの時だけ席に戻ればいい。
風○系の客は給料がニコニコ現金払いであることが多いため、売掛をさせずできる限り現金でお店に来店させたいが、風呂のような一日10万以上稼げる仕事ではないので、毎日来店させるなどは難しい。
来店させても最低料金、少し売掛をする、といった具合になりやすい。
売掛になった場合、少しずつ返すか、一週間後にまとめて払わせる、という感じで、できる限り売掛をさせるのを抑えること。
この系統の客は、頻繁に来店させて、常連客にさせるにはもってこいの客層なので、売り上げ面で押すより、来店回数で押すようにする、
シフト制にするとより効果的で、客の予定が組みやすくなり、自分のやりやすい接客のフォーメーションが組める(ここは詳しくは長くなるのであとで書く)。
来店回数が増えれば、お店の全ホストと顔なじみになり、よりお店に来たがるようになる。
客によるが、姉さん的なキャラになったり、ボスのような感じになったり、私はこのお店のことを誰よりも知っている!みたいな感じになり、お店にうまい具合に馴染んでいく。
そこまでいけば、その客は一年間は何かやらかさないかぎり間違いなく切れない。
あと、その客との信頼関係があれば、お店のホストの心理状態も知ることができる。
部下のホストが誰に慕ってるか、誰をどう思ってるのか?悩んでるか?やめたいと言っている、爆弾をしてる、など。
ホストの裏の話など聞けると、ホストの上の部類の人間として、店を組み立てるのにとても役立つ情報を得れることになる。
風○嬢(風呂系)
一回の来店で10万以上使う確率が高い職種の客だ。
ホストでは、太客に一番なりやすいののもこのタイプである。
どんちゃん騒ぎ、無茶ブリなど、とにかくきつい接客になりやすいが、売り上げがきっちり上がる。
売り上げが上がる分、接客がその日のメインになりがちなので、できるだけ他の指名客を呼びたくない。
呼んでしまうと、売り上げの上がらない客の席にはつけないので、その客へのフォローなど無駄な仕事が増える。
あと、せっかくの売り上げをあげるチャンスを生かすためにできるだけ、その席を動かないようにしたい。
ただ、上にも書いたように、信頼できるヘルプ、客との相性、仲の良いヘルプがすでに完成してるなら、他の指名客を呼んでもまったく問題ない。
まくらや色恋をかけるより、接客の楽しさ、その日を楽しくすごせるなら金はいくらでも出す!といった客が多いので、色恋や枕を要求されないならガンガン接客で飛ばすといい。
飛ばすことで、他店舗のホストや色恋や枕だけで勝負してるホストとかなりの差が出る。
差がでることで、その客の来店はこっちに傾いていく。
同じお店のホスト同士の客の取り合いは爆弾(夜の世界でやってはいけないこと)にあたるが、違う店のホストの客の取り合いは自由、その客が行きたいところに行けばいい。
ここを抑えてるのと抑えてないのでは、かなりのホストとしての差がでる。
風呂系の嬢に関しては、ホストでのし上がるために一人や二人、必ず客にほしい職種にあたる。
パトロン系
パトロンというのは、体だけの関係を作りその状態でお金を発生させている関係のことだ。
特にキャバ嬢上がりが店で捕まえた客を退店した後も継続的に引っ張り金銭を得ることが多い。
この手の客は、やたら使命感が強い客が多く、姉御的な客になりやすい。
店の売り上げが足りないとか、ヘルプの誕生日とか、そんな時にシャンパンなどをあけてもらうことが多いが、ナンバーや個人的なことでは一切協力したがらない。
第三者のためになら協力するといった精神状態が強い。
来店させる時や売り上げをあげたい月などは、何か理由をつけて来店させるようにする。
この理由をつけないと来店すら難しいケースが多いので、嘘でもなんでもいいのでヘルプと作戦を練ったり第三者の力を利用して、その客で売り上げをあげる。
セクキ○バ系
店によっては、週払いや日払いなどがあるケースがある。
なぜかこの系統の客は頭が弱い客が多く、押しに弱かったり、自分の言いなりになりやすい客が多い。
客のレベルがそこまで高くない、顔面偏差値が低いなど、キャバクラで働けなかった女の子が流れやすい職種。
風○面に流れることも多々あるが、時給と歩合ならこの手で働く女の子は時給にするべきなので、風○には流さない方がいい。
時給の場合、自分の客がゼロでも収入は入るが、歩合だと、指名や新規の客を接客しないと収入が入らない。
女の子のレベルを考え仕事をさせないと厳しい収入になるのは目に見えている。
接客としては、キャバよりのワイワイ系が多いが来店回数はあまり稼げないので、来店させたらそれなりに売り上げは上げておきたい。
昼職(一般人客)
この手の人物は給料は月20万前後、ホストで使えても月5万ほどだ。
色恋や枕に飢えてはいないが、免疫がない分、一度、まくらや色恋にハマると、抜け出せない人が多い。
夜の仕事を復職させたり、仕事自体を変えさせると売り上げは上がるが、無理に働かせるより、週2程度に復職させて、その収入をホストあてるという考えで仕事させるとその客のストレスは少ない。
これは、生活費まで使わせてしまうと、精神状態がいっぱいいっぱいになり、客として切れやすくなったりするので、金額の調整は、客がしていると思わせてこちらがするようにしたい。
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